豚インフル感染拡大、メキシコで不安広がる豚インフルエンザ感染の被害が拡大しているメキシコで、感染が最も多く報告されている首都・メキシコシティーでは、不安が広がっている。
メキシコシティーでは、カルデロン大統領が25日に発令した非常事態宣言が大きく報じられ、市民の危機意識がさらに高まったようだ。メキシコシティーは、わずか1日で往来する人たちが少なくなり、町中を走っている車もかなり減った。
注目されている感染経路について、政府からの公式な説明はまだ出ていない。26日の朝刊の1面で、非常事態宣言やクラブに入るための体温の検査、死亡した子供などについて大きく報じられているが、感染経路については、まだ報道されていない。
また、重要なことがまだ明らかになっていないため、不安も大きく、ファストフード店でもカルデロン大統領の会見がテレビで始まると、すぐに客や店員が食い入るように見ていた。不安は日に日に強まっており、ある地元紙は、市長が「28日朝までに感染者が減らなければ、すべての公共交通機関や施設を閉鎖する方針だ」と伝えている。
http://www.ntv.co.jp/news/134013.html
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