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[豚インフルエンザ情報についてのまとめ]現在の状況、まとめについてはまとめ1へ、用語(WHOフェーズ分類など)についてはまとめ2へ【タイトル日付は報道日時・時系列でないこともあるので注意】
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新型インフル:患者封じ込めへ 医療機関、応援態勢も着々

新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の世界的流行に備える警戒レベルが「フェーズ5」に引き上げられたことを受け、水際対策と並行して、患者発生時の封じ込め対策にも注目が集まっている。全国的な医師不足が叫ばれる中、成田国際空港(千葉県成田市)周辺の医療機関でも万一に備えた動きが加速している。

成田赤十字病院(成田市飯田町)は厚生労働省の「特定感染症指定医療機関」に指定されており、新型インフルエンザが発生した際の緊急措置として、最大で7床が利用できる。航空機内や空港内で患者が見つかった場合に搬送される。

診察には感染症科の医師1人に加え、必要に応じて内科医らが応援する。医師不足に対応するため4月から原則として、かかりつけ医の紹介がなければ内科外来の初診患者を診療しない「紹介外来制」を導入した。

同病院経営管理課は「重症患者の入院や手術に対応する3次救急を担っており、より緊急、重篤な患者に対応を特化する必要がある」とし、開業医とのすみ分けの重要性を強調する。新規採用を進め、現在は常勤内科医も29人に増え、「仮に新型インフルエンザが発生したとしても適正な対応は可能」という。

患者を受け入れるすべての病室は、ウイルスを含んだ空気を室外へ出さないよう、気圧を室外より低く設定する陰圧式の空調を採用。出入り口は密封できる二重扉があり、患者に対応する医師らは二重扉の間で全作業を整えてから出入りする。過去に病床を使用した実績はないが、定期的に訓練やメンテナンスを実施。防護服やマスクの在庫を確認するなど、万一の患者受け入れに備えている。

空港近くにある高根病院(芝山町岩山)も第2種感染症指定医療機関に指定されており、患者の受け入れは可能。隔離病棟は4床で担当医は2人だが「状況によっては保健所と相談して近隣の医療機関に応援を要請したい」としている。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090501k0000m040113000c.html
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新型インフル:ほとんど軽症…投薬せずに回復 感染研推定

国立感染症研究所は30日、今回の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の世界的大流行(パンデミック)による感染者数の状況を推定した。感染者数が今後増加しても、多くが軽症ですみ重症例は少ない可能性が高いとしている。

同研究所の岡部信彦・感染症情報センター長らは4月29日深夜、米疾病対策センター(CDC)やメキシコ、カナダ、イギリスなどによる世界保健機関(WHO)の電話会議に参加。米国ではほとんどの感染者が軽症で、毎年流行するインフルエンザと同じ気道症状にとどまり、タミフルなどの治療薬を投与しなくても回復しているという。また、メキシコの重症患者は、10代から特に50代が中心で、他の病気で服用している薬による免疫低下や体力が弱まっていることなどが原因とみられるという。

一方、ウイルスの性質について、米国の疫学調査から弱毒性と判断した。これらから、今後、軽症者が増加しても死者や重症者は一定数にとどまると推測。日本では感染者が確認されておらず、メキシコと米国での重症者と軽症者の現状と、今後の状況を推測するグラフも公表した。

岡部センター長は「牙をむいたような致死性の高いウイルスが国内に飛び込んでくるのとは違う。だが、過去の新型は罹患(りかん)率20~40%で、季節性を超える規模のインフルエンザがやって来るかもしれない」と対策を求めた。

http://mainichi.jp/select/science/news/20090501k0000m040128000c.html
メキシコシティーからの証言

人口2000万人の巨大都市メキシコシティー。しかしここは今やほとんど「死の街」と化している。スイスのフリブール州出身のカロル・Dさんに話を聞いた。
学校、大学、美術館、バーなど人が集まる建物はすべて閉鎖。市長マルセロ・エバード氏はこの警戒態勢を少なくとも10日間は解かないと宣言した。

娘の婚約者が感染

 「娘の婚約者が豚インフルエンザにかかり入院した。娘が週末ずっと彼と一緒にいたことを思うと心配でじっとしていられない。24時間後に、もし最初の症状が出たら病院にすぐ直行だ」
 と、メキシコシティーで不動産業を営むカロル・Dさんは言う。たまたま5月1日から5日までは連休。予定していた家族旅行はもちろん取りやめになった。

 「街ではすべての人がマスクをつけている。誰もが自分を守り、当局の指示に従っている。指示は分かりやすくはっきりしている。特にタミフルは、自分の判断で服用したり、発病前に使うことは厳しく禁止されている」
 と語る。

 気温が33度から34度のため誰もがエアコンを使い、そのせいでみんな咳き込んでいて誰が本当に病気にかかっているのか判断がつかないとも言う。
 「死者の中には若者が多いと聞いた。( 娘や婚約者のことを思うと) 怖くて仕方がないが、早期に入院し、早期に治療を受ければ大丈夫なのでは」
 と心配を隠せない。

深刻に受け止めている

 娘は月曜日から大学には行っていない。マスクをつけ、会社には出たカロル・Dさんは、
 「早目に帰宅し、ラジオやテレビで流される情報を聞き、インターネットで検索している。メディアのヒステリーさは、しばしば人に恐怖感を与えてしまう」
 と言う。

 「銀行にも、レストランにも行かないほうがいいと言われている。街はガランとしている。メキシコ人は楽天家で何も心配しない気質だが、今回だけは深刻に受け止めているようだ」
 と言いながらも、一方でスイス人のように徹底したところはないとも言う。
 「月曜日にタクシーの運転手が何人マスクをつけているか数えたら、10人に4人しかつけていなかった」 

空港が諸悪の根源

 世界保健機関 ( WHO ) は4月27日の時点では、海外旅行の制限を勧告していないが、日本などは28日、メキシコへの旅行を必要がなければしばらく行かないよう勧めるている。スイスも28日夕刻からメキシコへの旅を延期するよう勧告している。

 カロル・Dさんは、こうした対処は少し遅すぎると考える。なぜなら、問題は巨大なメキシコシティー空港にあると思うからだ。
 「空港を閉鎖すべきだ。あの大きな空港の雑踏の中では、たとえたった1人の患者がくしゃみをしただけで、何人もの人に感染する。こうして、ウイルスはヨーロッパにも運ばれる」
 
 さらにメキシコシティーでの噂話にも触れ、
 「4月初めにメキシコに来た1人のアメリカ人が病気になったが、その後帰国した。彼から、インフルエンザが広まったと人々は言っている。いすれにせよ、空港は最も危険だ」
 と確信する。

さまざまな噂

 アメリカでの患者に関してはWHO自体が、
「アメリカでは豚インフルエンザと思われる患者から患者へと広がったようだ。メキシコ旅行から帰って来た人から、始まったのではない」
 と発表し、アメリカ、カナダ、イギリスの患者のウイルス発生の原因や場所がまだ確かめられていない。

 こうした不確定性がさまざまな噂 ( うわさ ) を引き起こす。
 「実は、オバマ大統領はメキシコを訪問した際色々な所へ行き、民族学博物館にも行った。そこの館長と握手をしたが、その館長がその3日後のちょうど先週亡くなった。何が原因か分からないがオバマ大統領も内心、心配しているのではないかなどという噂が立っている」

 ところで、メキシコのスイス大使館には、メキシコ在住のスイス人からの電話が数日来鳴り止まない。
 「メキシコのスイス人には、WHOを始めメキシコ当局からの情報や勧告を充分に渡してある。インターネット上でも情報が見られるようになっている。スイス外務省からの勧告も日々更新されている」
 と連邦外務省( EDA/DFAE )の広報担当官は話している。

http://www.swissinfo.ch/jpn/front.html?siteSect=105&sid=10639943&cKey=1241086256000&ty=st
感染者確認、13カ国に拡大 メキシコの死者は176人

世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げた新型の豚インフルエンザの感染は、29日から30日にかけてさらに世界各地に広がった。ロイター通信などによると、メキシコでの死者は感染の疑いのある例を含め計176人に増えた。新たな感染がペルー、スイス、オランダで確認され、感染者は13カ国計約260人になった。

ペルーのウガルテ保健相が29日、27歳のアルゼンチン人の女性から新型インフルエンザウイルスが確認されたと発表した。南米で初の感染例。ロイター通信によると、女性は米国カリフォルニア在住で、最近メキシコを旅行し、アルゼンチンに向かう途中だったという。

スイス保健省は30日、同国内で初の感染者を確認したと明らかにした。AP通信によると、メキシコ旅行から帰国した19歳の男子学生で、病院で隔離されている。

ロイター通信によると、オランダでは30日、メキシコ旅行から27日に帰国した3歳児がウイルスに感染していることを確認したとオランダ保健省が発表した。両親は感染していないという。

これまで13人の感染が確認されていたニュージーランドの保健省は30日、新たに3人の感染を確認したと明らかにした。地元メディアが伝えた。同国の感染者は計16人。AP通信によると、スペインでも新たに3人の感染者が確認され、同国の感染者は計13人になった。

http://www.asahi.com/international/update/0430/TKY200904300312.html


※朝日新聞が「豚インフルエンザ」から「新型の豚インフルエンザ」に呼称を変え始めた点に注目
多数の欠勤想定した事業計画、企業に策定を徹底へ…厚労相

衆院厚生労働委員会は30日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染拡大に関する集中審議を行った。

舛添厚生労働相は、企業に対し、国内感染の発生に備え、多数の従業員の欠勤などを想定した「事業継続計画」の策定を徹底する考えを示した。民主党の岡本充功氏の質問に答えた。

国の新型インフルエンザ対策のガイドラインでは、経済活動を維持するため、従業員が感染で出勤できなくなっても業務が中断しないよう、代替要員の配置など計画の策定を求めている。

厚労相によると、今年2月時点で、計画を策定済みとする企業は16%、検討中の企業は36%にとどまっているという。厚労相は「早急に事業計画を策定するよう、事業所に呼びかけたい」と述べた。

また、厚労相は、新型インフルエンザの予防対策について、「(ウイルスが)強毒であることを前提にしてやったほうがいい。ただ、弾力的に柔軟にやり、しかし、危機管理の要諦(ようてい)は押さえる」と述べた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090430-OYT1T01129.htm
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