米 豚インフルで急きょ公聴会豚インフルエンザの感染が広がっていることを受けて、アメリカ議会は、急きょ政府の担当者を呼んで公聴会を開き、この中で、政府高官は、ワクチンの製造に踏み切るかどうかの判断には、今後、数週間が必要だとの認識を示しました。
豚インフルエンザをめぐって、アメリカ議会上院の小委員会は28日、急きょ政府の感染症対策の担当者らを呼んで公聴会を開きました。この中で、CDC=疾病対策センターの高官は、今回の豚インフルエンザに有効なワクチンの開発を目指し、すでに研究が進められていることを明らかにしました。ただ、実際に製造に踏み切るかどうかについては「通常の季節性インフルエンザへの対応との兼ね合いなど、さまざまな要素を慎重に見極める必要がある」と指摘し、その判断には今後、数週間が必要だという認識を示しました。また、CDCの高官は、今回の豚インフルエンザウイルスが確認された経緯について、今月17日にカリフォルニア州で初めて感染例を確認したものの、メキシコで広がっていたウイルスと同じ種類であることを確認できたのは、メキシコの検体の解析を済ませたカナダから情報提供を受けたあとで、それには6日間もかかってしまったと説明しました。
http://www.nhk.or.jp/news/k10015697522000.html
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