豚インフル:外食チェーン、流通は冷静 風評被害を懸念豚インフルエンザ問題を受け、メキシコ産などの豚肉を扱う外食チェーンや流通関係者は、情報収集や安全性の確認、消費者への説明に追われている。
全国でとんかつ店や弁当店の「新宿さぼてん」を展開する「グリーンハウスフーズ」(本社・東京都新宿区)は、使用する豚肉のほとんどがメキシコ産。担当者は「輸入の際に検疫検査を通っているほか、感染が確認された地域とは別の産地から仕入れており、安全性に問題はない」と強調する。
同社は25日の営業開始に先立ち、各店の責任者に同様の説明をした。25、26日とも客足は普段通りで、問い合わせもほとんどなく「鳥インフルエンザの時のようなパニックは起きていない」という。
メキシコ産を使っていない別のとんかつチェーンの担当者も「今のところ、影響は出ていない」。ただ、「風評被害が広がれば、メキシコ産以外も豚肉全体の消費を敬遠する空気が広がりかねない」との懸念の声も漏らす。
メキシコ産豚肉を傘下のスーパーなどで販売しているイオンは「豚肉自体に問題があるわけではない」と、危険性が確認されない限りは販売は継続する方針だが、WHOや政府の対応などを見極めた上で、週明け以降に再度、対応を協議する。
また、取引先の食肉加工会社の要請で、今年からメキシコ産の取り扱いを検討していた大手商社、兼松の食品担当者は「消費者の心理が冷え込むのは避けられず、当面、取引は見送らざるを得ないかもしれない」と話している。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090427k0000m040072000c.html
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