豚インフル:WHOが「緊急事態」 警戒レベルは据え置き世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日深夜(日本時間26日朝)、米国とメキシコで起きている豚インフルエンザの人への感染について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」とする声明を発表した。事務局長は各国に、インフルエンザが疑われる病気や肺炎の不自然な流行への監視を強化するよう要請した。新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルは、現在の「フェーズ3」が据え置かれた。
各国の専門家を電話回線で結んで同日開かれた緊急委員会が、「緊急事態」にあたると認定した。
「緊急事態」認定は、新型インフルエンザ発生に備えて05年に改正された国際保健規則に基づく措置。認定によって、加盟国には、新型インフルエンザが疑われる病気が発生した場合、速やかにWHOへ通報する義務が課せられるとともに、WHOは事態の急変に即応できる態勢を取る。
事務局長声明はさらに、警戒レベル据え置きの判断について「緊急委は、現在のフェーズ3が適切かどうかに関する決定を下すには、より多くの情報が必要だという合意に達した」と説明した。
一方、WHOのケイジ・フクダ事務局長補代理(感染症担当)は26日夜(日本時間27日未明)、記者会見し、「28日に緊急委員会を再度開き、警戒レベルをフェーズ4に上げるかどうかを検討する」と明らかにした。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090427k0000m040065000c.html
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