新型インフルエンザ:「帰国者観察」府内687人 所在不明の外国人観光客も /京都 ゴールデンウイーク期間中の海外旅行から帰国者が相次ぐ中、新型インフルエンザ患者の主な発生国からの帰国者、入国者に対して府内の保健所が健康状態を経過観察する対象者は7日午後6時現在で、687人に上っている。外国人観光客の中には所在不明などで観察できないケースも出ている。
先月28日からメキシコ・米国本土・カナダからの帰国、入国の際に、厚生労働省によって健康状態がチェックされ、同意の上で氏名▽生年月日▽国籍▽住所地や滞在先▽電話番号などを記入する。このリストは国から住所地や滞在先の自治体に送られ、各保健所が10日間ほど毎日、対象者に電話で健康状態を確認する経過観察を行っている。
府と京都市によると、リストは今月5日までの帰国、入国者分で、内訳は市内488人、市外199人。このうち外国人観光客の中には、リストに宿泊先の住所や電話番号を記入していなかったり、ホテルをチェックアウトした後の行方が分からなくなったりする例が出ているという。
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■新型インフル電話相談■
府総合窓口 075・414・4726
京都市総合窓口 075・222・3421
◆発熱相談センター
◇京都市内
北保健所 075・432・1438
上京保健所 075・432・3221
左京保健所 075・781・5171
中京保健所 075・812・2594
東山保健所 075・561・9128
山科保健所 075・592・3477
下京保健所 075・371・7291
南保健所 075・681・3573
右京保健所 075・861・2177
西京保健所 075・392・5690
伏見保健所 075・611・1161
◇京都市外
乙訓保健所 075・933・1153
南丹保健所 0771・62・2979
※対応時間:当面、府と京都市の総合窓口、市外のセンターは連日24時間対応、市内のセンターは平日午前8時半~午後5時
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090508ddlk26040472000c.html
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