豚インフル:変調帰国者の対応に自治体困惑豚インフルエンザが猛威を振るうメキシコからの帰国者が体調を崩したとして、西日本のある自治体がどう対応していいか困惑している。インフルエンザの症状は示していないが、国に問い合わせても明確な指示がなく、豚インフルエンザを巡る行政の対応に不安を残しそうだ。
自治体によると、帰国者がメキシコを出国したのは数日前で、帰国してからせきやのどの痛み、37度台の発熱などの症状が出た。豚インフルエンザとの関係は不明確という。
帰国者から電話相談を受けた自治体は、通常のインフルエンザ症状より軽いが豚インフルエンザがどのような症状を示すのか明確でなく、断定できない状態。対応について国の指示を仰ごうと問い合わせたが、はっきりした回答はなかった。帰国者には外出を控えてもらっているという。
この自治体は「症状として弱いので推移を見守っている。同じように対応に戸惑っている自治体はあるのでは」と話している。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090428k0000m040141000c.html
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