新型インフルで公共交通拒否の発言の米副大統領、「鉄道」利用 新型インフルエンザの発生を受け、先月30日に家族に対し飛行機、地下鉄など「密閉空間」での移動を避けるよう求め、物議を醸したバイデン米副大統領が翌日の5月1日、ワシントンから地元選挙区のデラウェア州へ鉄道を使っていたことが5日までに分かった。
発言は、公共交通機関は危険だと受け止められ、ホワイトハウス報道官は「症状のある人」を念頭にしたものと釈明していた。副大統領事務所も弁明のコメントを発表した。
今回の列車利用には公共交通の安全さを訴える狙いがあったともみられる。ワシントンへ戻った際も鉄道利用だったという。
副大統領の今回の選挙区帰りは、全米鉄道旅客公社(アムトラック)の駅の改修工事の開始式典に参加するため。オバマ米政権が打ち出した景気対策の資金を充てている。
副大統領はアムトラックの愛用者とされ、上院議員時代も地元からワシントンへ通う際、常に使ったいたことで有名。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200905050016.html
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