新型インフルエンザ:広がる動揺 メキシコ市、飲食店営業ダメ 持ち帰りのみ可 ◇感染防止で
新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染拡大を受け、メキシコ市当局は28日、飲食店の営業を「持ち帰り」に限定することを決めた。店内でのウイルス感染を防止するためで、地元報道によると約2万5000店が影響を受けるという。
同市はまた、新型インフルエンザによって損害を受ける商店などを支援するため、1100万ドルの基金を設立すると発表した。AP通信によると、観光客が多く訪れる遺跡や博物館なども閉鎖され、売り上げは通常時の3分の2程度まで落ち込むと見込まれている。
世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げた27日以降、メキシコ市内の大型スーパーなどは、買い出しでやや混雑しており、一部の缶詰などは一時的に品切れになっている。学校が休校になっていることもあり、親子連れの買い物客も。感染予防のためマスクをしていたのは3分の2ほどだった。
http://mainichi.jp/select/science/news/20090430ddm007040066000c.html
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