新型インフル対応でメキシコと中国が泥仕合 メキシコが新型インフルエンザへの中国の対応を批判、中国がこれに反論し、泥仕合の様相となっている。
中国は、上海経由で香港を訪れたメキシコ人旅行者が新型インフルエンザに感染していることが確認されたことを受け、この旅行者が乗っていた旅客機に同乗していた乗客を隔離した上、メキシコと上海を結ぶ直行便の受け入れを停止した。この対応をメキシコ・エスピノサ外相が「差別的だ」と批判したことを発端に、両国は批判・非難の応酬を繰り広げている。
メキシコ・カルデロン大統領は3日、「かつて感染症(重症急性呼吸器症候群=SARS)が流行した時に情報を公開しなかった国(中国)がありました。我々は発生当初から隠すことなく情報を提供している!」と、中国を皮肉交じりに非難した。
これに対し、中国外務省は「隔離措置は感染を防ぎ、健康と安全を維持するもので、差別的な意味はなく、医学的な措置だ」との談話を発表し、反論した。
http://www.ntv.co.jp/news/134558.html
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