首相、感染拡大防止を指示へ=新型インフル疑い例発生で-きょう対策本部会合国内で初めて新型インフルエンザの感染が疑われる事例が確認されたことを受け、麻生太郎首相は1日午前、首相官邸で開く新型インフルエンザ対策本部で、感染の拡大を防止するための当事者の隔離や、接触した可能性のある人の追跡調査などに全力を挙げるよう指示する方針だ。
首相は30日深夜、中国から帰国。そのまま首相公邸に直行し、待機した。首相官邸には伊藤哲朗内閣危機管理監、柳沢協二官房副長官補が詰め、情報の収集を続けた。
1日の対策本部では、感染が疑われる人を診察する「発熱外来」の整備など、ウイルスのまん延を防ぐための医療体制などについて協議。空港での出入国客が増える大型連休に入っていることから、水際対策のさらなる徹底を確認する見通しだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009050100046
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