搬送車にビニール壁 新型インフルに対応 新型インフルエンザの発生に備え、石垣市消防本部(前木秀靖消防長)は、ウイルスの拡散防止のために搬送車の内部をビニール壁で覆う独自の方式を考案した。ビニールハウス用のビニールを水道管パイプを利用して設置する方式で、材料も手に入りやすく、製作費は1セット約1万円と安価。設置に数分しかかからず、取り外して別のビニールを設置すればすぐに次の搬送が可能だ。
厚生労働省のガイドラインでは搬送車内部を水を通さない非透水性素材で仕切ったり、消毒用に器材などを水をはじく撥水(はっすい)性の不織布(ふしょくふ)で覆うよう求めているが、県内の取り組みは遅れているという。
同消防本部では八重山福祉保健所の小林孝暢医師(42)=現・南部福祉保健所勤務=の指導の下、昨年10月から点滴用袋やマジックテープを用いるなど試行錯誤した末、豊里友伸司令補(57)がビニールとパイプを使う方法を提案。2月に「豊里方式」として確立した。
救急救命士の川満陽一消防士長(42)は「隔壁づくりを通して、先手先手を打つ態勢が取れるようになった」と隊員らの危機管理意識の向上につながったという。現在、同消防本部独自の対応マニュアルも完成間近だ。
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