販売停止しないよう要請 農水、豚肉で関係団体に農林水産省は27日、メキシコなどで発生している豚インフルエンザに関連して、食肉、加工食品、流通、外食など194の業界団体に対し、豚肉の販売を停止しないよう求める通知を出した。
通知では、豚肉や豚肉加工品を食べることで豚インフルエンザが人に感染する可能性はなく「安全」とする食品安全委員会の見解を示した。その上で、安全性を理由とした豚肉商品の販売を停止しないことや、安全性に問題があるかのような広告を行わないよう関係企業に周知を要請した。
同省の佐藤正典官房長は同日記者会見し、販売停止企業が出た場合は「必要があれば(販売自粛をやめるよう)指導する」と述べ、風評被害の拡大防止で、適切に対応するよう業界に要請する方針を示した。
同省は、輸入された豚のほか、国内の豚についても監視を強化。官房長は「厚生労働省と連携して防疫対策に万全を期す」としている。
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042701000998.html
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