WHO判断に従い対策へ=全省庁課長級会議-フェーズ引き上げ注視・豚インフルメキシコでの豚インフルエンザ感染拡大を受け、政府は25日午後、全省庁の課長級職員による「関係省庁対策会議幹事会」を緊急開催した。同日深夜に世界保健機関(WHO)が開く緊急委員会の判断に従い、対策を進めることを確認した。
WHO緊急委では、警戒レベルの引き上げも議題になるとされる。航空・船舶の制限などについて検討を迫られる可能性もあり、関係当局はWHOの判断を注視している。
現在の警戒レベルは、人から人への感染がないか、ごくわずかな段階の「フェーズ3」。人同士の感染増加を示す「フェーズ4」に引き上げられた場合、政府は麻生太郎首相を本部長とする対策本部を設置する方針だ。政府の新型インフルエンザ対策行動計画では、WHOによるフェーズ4の宣言前でも、関係閣僚会議などを開いて「第一段階(海外発生期)」の態勢を取ることができると定めている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&rel=j7&k=2009042500297
PR