地方の確定検査に2週間=ウイルス株配布へ-厚労省 米疾病対策センター(CDC)から届いた新型インフルエンザのウイルス株を用いた確定検査について、厚生労働省は3日、地方の衛生研究所で可能となるのに2週間程度を要するとの見方を示した。
同省によると、CDCから国立感染症研究所に届いたウイルス株は2種類。有精卵を用いて培養した株と、細胞培養法と呼ばれる手法で増やした株が、それぞれの容器に収められていた。
感染研はこれらを1週間かけてさらに増やした後、都道府県と政令指定都市の衛生研究所に配布する。その後は各地で確定検査が行えるようになるが、1週間程度の訓練期間が必要としている。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009050300178
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