「同乗者に感染なし」上海が徹底対応アピール…万博控え 上海市政府は3日、上海経由の飛行機で香港入りしたメキシコ人男性(25)の新型インフルエンザ感染が確認された件について緊急記者会見を開き、「公安、観光当局の協力で、上海で降りた同乗者68人を全員捜し出しホテルで観察中。感染の症状はない」として対応ぶりをアピールした。
同機は先月30日朝上海着、翌1日夜、香港で感染が確認された。
上海で外国メディアを含めた緊急会見は異例。来年5月1日開催の上海万博を1年後に控え、衛生面での不安を早期に払拭したい思惑がある。万博には過去最高となる230以上の国・国際機関が参加を決めているが、金融危機の影響で米国館の着工が遅れ、参加規模を縮小する国も出ている。
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