シャープ「新型インフル需要」 空気清浄機、販売3倍 シャープは7日、同社の独自技術「プラズマクラスター」を搭載した空気清浄機の4月下旬からの販売実績が、前年同期比で3倍以上にも達していることを明らかにした。新型インフルエンザの発生が背景にあるとみられる。品薄の状態が続いており、工場はこの時期では異例のフル稼働態勢で、新型インフルエンザの余波が思わぬ形で表れた格好だ。
空気清浄機は通常、花粉症のシーズンが始まる1月から3月までが販売のピークで、年間実績の半分を売り上げる一方、4月以降は落ち込む。しかし、今年は、世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの発生宣言をした4月下旬以降、販売が急増。同月27日から今月3日までの1週間で前年同期比で3倍以上売れたという。
プラズマクラスターが新型インフルエンザの予防に効果があるということは証明されていないが、空気の浄化に敏感になっている消費者が増えていることが一因とみられる。
http://www.sankei-kansai.com/2009/05/08/20090508-009532.php
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