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リスク周知徹底を……新型インフル「企業防衛Q&A」

 不気味に感染が拡大している新型インフルエンザ。日本上陸で、企業はどのように対応すればいいのか。損保ジャパン・リスクマネジメントの山本雅司BCM(事業継続マネジメント)本部長に聞いた。

――新型インフルエンザは弱毒性といわれている。国内で被害が拡大する心配は少ないのか

 「今回のH1N1型は想定していたH5N1型に比べると弱毒性である可能性が高いが、メキシコで多数の死者が出るなど重症化の事例も多い。また、人間が免疫を持っていない新型ウイルスであることには変わりはないので感染力も強い。警戒は怠れない」

――企業はどのような対策をとるべきか

 「社内で新型インフルエンザが拡大するようだと、事業が継続できなくなるうえ、流行が去った後に事業を復帰させることさえも難しくなるというリスクがある。このため、現段階では社内に感染者が出ないような対策をとることが最優先だ。海外出張の自粛や従業員や家族に手洗い・うがいの励行を求めるなど、基本的な対策を粛々と進めることだ」

――従業員のプライベートでの海外渡航は控えさせた方がいいのか

 「プライベートな海外渡航は強制はできない。ただ、企業は従業員に対して現状での海外渡航は新型ウイルスに感染するリスクを高めることになることを十分に説明すべきだろう」

――ほかに社内感染を防ぐ手だてはあるのか

 「新型ウイルスが重症化するリスクが高いことが分かれば、さらに踏み込んだ対策を取る必要がある。従業員に毎日の検温を求めるとか、事業所入り口付近にサーモグラフィーを設置して体温の高い入所者をチェックするといった対策も考えられる」

――社内でインフルエンザの症状を訴えている従業員が出た場合は

 「保健所に連絡をし、指定医の診察を受ける。当然、出社はせずに自宅待機することになる」

――社長をはじめ役職員が感染した場合はどうしたらいいのか

 「大企業の場合は役職員が感染しても、業務を代行する人材がいるだろうが、中小企業の場合、トップだけが経営の全体を把握しているということも多い。そのトップ自身が感染し出社できないことも想定し、今のうちからトップなしでも事業を遂行できるような引き継ぎを行っておくべきだろう」

――新型インフルエンザの感染拡大はいつまで続く?

 「現在の感染拡大がいつまで続くかは判断が難しいが、これから北半球は高温多湿な夏に入るのでウイルスの感染力が弱まり、小康状態になることも想定される。ただ、冬になればウイルスの感染力は再び高まるため、企業は新型ウイルスへの対策の手は緩めるべきではない。今からでもきちんとした行動計画を定めて、従業員に新型インフルエンザのリスクを周知しておくといった対策を取っておいた方がいい」

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/07/news078.html
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