新型インフル対応「厚労省に市長の携帯番号教えた」川崎市 「厚生労働省からの照会があり(市長の)携帯電話を教えた」。新型インフルエンザで感染の疑い例が横浜市内で出たケースで厚労省との電話がつながりにくく厚労省と横浜・県のトップの間で対応を批判する応酬が見られた一件を問われた阿部孝夫川崎市長は七日の定例記者会見でこう明かした。
この一件を踏まえ、厚労省と地方自治体の間で担当者レベルの専用電話を設けているというが、携帯電話は「(大臣と首長の)トップレベルで緊急に判断してもらう事態を想定して把握している」(厚労省)というホットライン。
あの日の舛添要一厚労相の夜中の会見を、阿部市長はラジオで聞いていたとのことで「大臣もかなり興奮していた。(横浜との行き違いは)詳細が分からない。しかし、連絡がつかないなどの事態を前提に考えておく必要がある」と指摘。さらに「あの時は疑い症例をオープンにしようと決めたばかりだった」と双方に同情的な様子も。
もし、市内で発生の場合は「感染者がそれまでにどういう接触を持ったかを情報収集しながらだが、影響次第では学校休校やバスなど交通機関の運休もありうる」との見解を示した。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivmay0905136/
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