【豚インフル】異常豚の検査、全額国費で 農水省が豚インフル説明世界保健機関(WHO)が豚インフルエンザの警戒水準を「3」から「4」に引き上げたのを受け、石破茂農水相は28日、閣議後の定例会見で、飼育されている豚に豚インフルエンザが疑われる症状が出た場合、全額国費で検査を行う方針を示した。検査は全都道府県で行うという。
石破農水相は会見で、改めて豚肉の安全性を強調。一部の小売店などで、販売されている豚肉がメキシコ産ではないことを強調する表示があることにも触れ、「好ましいことではない」と批判した。
また、政府が「新型インフルエンザが発生した」と宣言したことに触れ、「今後は豚インフルエンザという言葉は使わない」と述べ、人間の感染症として警戒を強めることを強調した。
農水省によると、豚インフルエンザは、日本で飼育されている豚でも年間数件程度発生が確認されている。平成17~19年度の年間発生件数は0~3件。
感染してもほとんどの場合、発熱などの症状が出るだけで自然に回復するため、死亡率は1%未満で、家畜伝染病予防法の対象にもなっていない。国内で人に感染した事例も確認されていない。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090428/biz0904281049004-n1.htm
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