新型インフルエンザ、ウイルスの起源は米国の豚か? 米研究 メキシコを初めとして全世界での感染拡大が確認されている新型インフルエンザ(H1N1型)ウイルスについて、米コロンビア大学の研究者が専門誌ユーロサーベイランスに、起源は2匹のブタにさかのぼれるとの研究結果を発表した。このうち1匹は、米国のブタだとしている。
研究者によると、新型インフルエンザ(H1N1型)ウイルスは、ブタとトリ、ヒトにそれぞれ感染するウイルスの遺伝子が入り交じった変異型。
最も近い遺伝子配列を調べていくと、ブタから引き継いだと見られる部分は、1998年に米国のブタから分離された豚インフルエンザのウイルスに近いという。
現段階では、ウイルスの起源が特定できないが、今後更に各地で収集されたウイルスの遺伝子配列が判明すれば、ウイルスの起源もより詳しく絞れるとしている。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200905070027.html
PR