愛知の女子中学生は香港型 群馬の母子も感染否定 厚生労働省は六日、米国から中部国際空港に到着し、新型インフルエンザの疑いが出ていた愛知県の女子中学生(14)について、同空港検疫所支所の詳細検査の結果、香港型インフルエンザと判明、新型への感染が否定されたと発表した。
シカゴ在住で群馬県滞在中の三十代の女性と乳児の母子についても、国立感染症研究所などによる検査の結果、A型インフルエンザなどいずれの検査項目も陰性を示し、新型の感染は否定されたと発表した。
厚労省によると、中部空港の女子中学生は五日午後六時半ごろ、デトロイト発のノースウエスト航空とデルタ航空の共同運航便で到着。三八度以上の発熱と鼻水の症状があり、簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出ていた。
群馬県滞在中の母子は四月二十九日に成田空港に到着。乳児は三日に三八・七度の熱があり、母親は五日にのどの痛みがあったため、診察を受けた。医師が厚労省に届け出た。
一方、厚労省は六日、メキシコから帰国し、新型インフルエンザへの感染が疑われた女児について、国立感染症研究所による検査の結果、A群溶血性連鎖球菌の感染による発熱などの症状が出たとみられると発表した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200905060208.html
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