駐日メキシコ大使「日本人はパニックにならないで」ミゲール・ルイスカバーニャス・駐日メキシコ大使は1日、東京都内の同国大使館で会見を開き、「メキシコはこの非常事態に迅速に対処している。日本の市民もパニックに陥らず、客観的に情報をとらえてほしい」と訴えた。
ルイスカバーニャス大使は、170人以上と報じられているメキシコでの死者数について、「新型ウイルスとの関連が特定できたのは12人に過ぎない」と強調。「今回はたまたまメキシコで起きたが、世界のどこの国でも起こりうるグローバルな問題だ。感染にかかわる国を隔離するという考え方では何も解決しない」と話した。
両国交流400周年記念イベントの中止や延期が相次いでいることについては、「すべてを滞りなくできるとは言い難いが、修正を加えながら、できるだけ多くの行事をしていきたい」と語った。
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905010268.html
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