徳島県と医療機関が連携 新型インフル発生に備え、徳島大病院が手引き書 国内での新型インフルエンザ発生に備えた徳島県と徳島大学病院、県医師会による実務者会議が三日、徳島市内の県医師会館であり、各医療機関と県が情報共有しながら連携して今後の対策に当たることを確認した。
香川征徳島大病院長や川島周県医師会長のほか、国内での新型インフルエンザ発生時に「発熱外来」が設置される県内十六医療機関の病院長ら約五十人が出席した。
徳島大病院の担当者は、感染の疑いがある患者の受け入れ体制や搬送経路、診療手順など定めた院内マニュアルを整備したことを報告。医療従事者への感染を防ぐため「診療に当たる医師はPPE(個人防護用具)を着用し、抗インフルエンザ薬タミフルを予防内服する」と説明した。
県医師会は県内の医療機関に対し、発熱など感染が疑われる場合には受診前に「発熱相談ホットライン」への電話相談を呼び掛けるポスターを配布したことを報告。県は、医療機関に配るタミフルの備蓄状況などを示した。
また、県内での患者発生時の搬送先について、県は「発生の初期段階には陰圧病床のある徳島大、県立中央、東徳島の三病院を優先する」とした。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/05/2009_124139992132.html
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