アフガニスタン唯一の豚、新型インフル懸念対策で室内隔離 アフガニスタンの首都カブールの動物園が飼育する豚が、来園者の目に触れない室内に隔離されている。世界中で広がる新型インフルエンザへの感染を来園者が恐れているための措置という。
同国では、宗教上の理由で豚肉や豚製品の販売が法律で禁止されており、この動物園で飼われているのが国内唯一の豚とみられる。
カブール動物園の責任者は、ロイターの取材に対し「われわれは新型インフルエンザを理由に部屋を用意し、豚は現在検疫を受けている。人々がインフルエンザ感染を恐れており、それに対応した」と語った。
アフガニスタン国内には養豚場はなく、カブールとメキシコを結ぶ空の直行便もない。動物園の責任者は「それは分かっているが、多くの人は十分な知識を持っていない。来園者はおりの中の豚を見ると、自分も病気になるかもしれないと心配になる」としている。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37850220090506
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