豚インフルエンザに関するFAQ―――――――――――――――――――――――――――――――
◎メキシコ・アメリカへの渡航予定者への相談窓口(外務省)
⇒現地の状況や注意事項の説明
電話03(5501)8000、内線5370、5375、2331
◎メキシコからの帰国者などの相談窓口(厚生労働省)
電話03(3501)9031
◎その他豚インフルエンザに関する相談窓口
各都道府県の電話相談窓口、保健所へ
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Q:豚インフルエンザとは?A:A型インフルエンザウイルスの中のウイルス感染で通常、豚にインフルエンザ感染を起こすが、豚での死亡率は低い。
Q:人に感染するか?A:通常はしないが、豚に直接接触した場合に散発的に感染する場合がある。米国では二〇〇五年十二月から〇九年二月に、十二人の感染例が報告された。
今回のような人から人への感染の集団発生はこれまで例がなかった。
Q.どうして人に感染?A.豚インフルエンザは通常、豚同士の間でしか感染しない。一方、豚は鳥と人間のウイルスにも感染する。このため、これらが混ざり合い、人間への感染力を獲得したと考えられる。
Q.どうやって感染が広がる?A.豚に接触した人が感染した後、通常のインフルエンザと同様、せきやくしゃみを通じてほかの人にも感染が広がったらしい。
Q.症状は?A.発熱やせき、のどの痛みなど、通常のインフルエンザと同様の症状があり、下痢や嘔吐(おうと)を伴う場合も多い。
幼児や高齢者の発症が多い通常のインフルエンザと異なり、今回は若者の発症が目立っている。
Q:パンデミック(大流行)を起こすようなインフルエンザウイルスに変異する可能性は?
A:豚は、鳥や人のインフルエンザウイルスにも感染する。豚の体内で豚インフルエンザウイルスと人のインフルエンザウイルスの遺伝子が集合し、人にとって新たなインフルエンザウイルスに変異する可能性が指摘されている。
Q:豚を食べると感染するか?
A:
中心温度71度以上の調理でインフルエンザウイルスは死滅するため、熱を十分に通して調理すれば、豚肉や加工品を食べても感染することはない。メキシコ産の食品でも同様。生きた豚の輸入は、昨年、メキシコからは1頭もなく、米国からも品種改良用の164頭だけだった。
Q:豚インフルエンザに効くワクチンは?A:現在、人用のワクチンはない。
Q.治療薬は?A.米国で承認されている抗インフルエンザウイルス薬の一部には、今回、効かないものもあったが、
タミフルは有効だったとされる。
Q:感染を防ぐために気を付けることは?A:CDCは、せきやくしゃみをする際はティッシュで鼻と口を覆うことや頻繁にせっけん水で手を洗うこと、具合が悪くなったら仕事や学校を休み、外出を避けるよう推奨している。また、マスクの着用、うがいを徹底することで、感染を防止することが大切。
Q:メキシコや米国に渡航時の注意は?A:せきやくしゃみによる感染を防ぐため、マスクを着用する。積極的に手洗いやうがいをし、発熱やせきなどインフルエンザのような症状がみられたときは現地の医療機関を受診する。
Q.メキシコ帰りだけど…
A.潜伏期間の10日以内に発熱や疑わしい症状がないか確認する。症状があった場合は、まず最寄りの保健所に相談した上で、感染症指定医療機関などを受診する。
Q.メキシコへ渡航は?A.法令上、渡航を禁止する強制力はないが、外務省はメキシコ・米国への渡航に注意を促している。「自分の身は自分で守る」との心構えで、情報収集し、安全対策に努める。
hhttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090426-OYT8T00250.htm
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090428-OYT1T00082.htm
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009042602000073.html
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