「舛添厚労相に振り回された」中田横浜市長が批判 新型インフルエンザの感染の疑いが一時あった高校生(17)への対応をめぐり、舛添要一厚生労働相が横浜市の批判を繰り返したことについて、同市の中田宏市長は1日夕の記者会見で「情報を整理して伝えないと国民は落ち着かない。厚労相に振り回されたというのが正直なところ」と厚労相の姿勢に反発した。
中田市長は一連の記者発表で厚労省が先行したことに触れ「大臣が“突っ走った”という話を聞いている」と嘆いた。
担当の市健康福祉局長も、厚労相が市の対応を「危機管理の体をなしていない」としたことへの反論の談話を発表した。厚労省の発表が先行し、問い合わせが殺到したために電話がつながらなくなったと主張。「地方の実情や意向を軽んずる対応は不満」と不信感をあらわにした。
神奈川県の松沢成文知事も「厚労相の勇み足。最終の検査結果が出ていないのに(国の)行政が一方的に騒ぎ、パニックになった」と激しく批判した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090501-OHT1T00245.htm?from=related
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