海外修学旅行など中止・延期相次ぐ 新型インフル対応 新型インフルエンザの感染拡大を受け、海外への修学旅行や語学研修を中止や延期する公私立の高校、中学校が県内でも相次いでいる。七日には県立水戸二高(水戸市)がグアムへの旅行の中止を決定するなど、これまでに中止、延期を決めた学校は四校に上る。
水戸二高は六月二十三-二十六日に二年生がグアムに行く予定だったが、この日の学校内の会議で中止を決定。後藤克己校長は「グアムで感染者は出ていなくても、国際線を利用すれば、多くの外国人と接するので、大事をとった」と説明。秋以降に国内に変更して実施できないか検討する。
ほかに▽私立江戸川学園取手高(取手市)が、二年生のカナダへの修学旅行(五月十一-十七日)を延期▽私立土浦日大中等教育学校(土浦市)が、五年生の米国への語学研修(六月八-二十九日)を中止▽私立北浦三育中学校(行方市)が、三年生のニュージーランドへの語学研修(同月九-十七日)を延期-にした。
県や県教委によると、このほか、夏場以降に修学旅行などで海外に行く予定の学校は二十校あり、県立高校四校は様子見の状態、私立高校など十六校の判断については聞いていないという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090508/CK2009050802000119.html
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