新型インフル6時間超で判定 佐賀にも検査キット配備 新型インフルエンザ感染を判別する検査キットが4日までに佐賀県に配備された。最短6時間半程度で判別する。
PCRと呼ばれる遺伝子検査のキット。新型インフルエンザの塩基配列情報(プライマー)と特殊な試薬などが含まれており、患者から採取した検体を基に、高確率でウイルスの型を判別できる。県衛生薬業センター(佐賀市八丁畷)に配備された。
これまでは季節性インフルエンザの遺伝子情報しかなかったため、香港型のH3型との区別はついたが新型と同じH1型のソ連型との見極めが難しく、東京の国立感染症研究所に送って調べる流れになっていた。
県健康増進課では「国立感染症研究所に送ると確定までに2、3日かかるような状況だったが、これで6、7時間で判別できるようになった。感染防止では初動の対応が重要。県民の安心につなげたい」と話す。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1254979.article.html
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