新型インフル対策、熱測定カメラや検査薬を増産 豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの世界的な感染拡大を受け、感染者を見分ける機器や検査薬などの増産が始まった。NECグループは空港や公共の建物で通行人の熱を測定するカメラの生産量を倍増。検査薬大手のアークレイ(京都市、土井茂社長)は簡易インフルエンザ検査薬を前倒しで生産する。国内で感染者が発生した場合に備える企業や自治体などからの需要増に備える。
赤外線関連機器を製造販売するNEC Avio赤外線テクノロジー(東京・品川、鈴木俊一社長)は赤外線を使った測定で、通行人が発熱しているか確認できるカメラを増産する。通常は月平均200台程度を生産しているが、5月はほぼ倍の水準に引き上げる。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090506AT1D0400304052009.html
PR