豚インフル、政府が4方針政府は27日午前、首相官邸で麻生首相と全閣僚が出席して豚インフルエンザ対策に関する初の関係閣僚会合を開き、ウイルスの国内侵入を防ぐための水際対策など4項目の「当面の対処方針」を決めた。
首相は会合の冒頭、「国家の危機管理上の重要課題であるという認識の下、対策に全力を尽くされたい」と要請した。
対処方針は〈1〉国際的な連携と情報収集、国民への情報提供〈2〉検疫・入国審査の強化など水際対策〈3〉ワクチン製造の早急な検討〈4〉国内での患者発生に備えた対策――の4項目。国内対策には、発熱相談センターの設置準備、電気・ガス・生活必需品の事業者に対する供給体制の確認などを盛り込んでいる。
会合後、舛添厚生労働相は記者団に、世界保健機関(WHO)からの情報収集のため、担当者をジュネーブに派遣したことを明らかにした。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090427-OYT8T00737.htm
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