メキシコが中国渡航の延期を勧告 差別的処遇と抗議 新型インフルエンザ拡大の中心となったメキシコのエスピノサ外相は2日、記者会見で、中国でメキシコ人が差別的な処遇を受けているとして「こうした措置が是正されるまで」中国に渡航しないよう国民に勧告した。スペイン通信などが伝えた。
メキシコ人の一家5人が強制的に病院に連行され、一時留め置かれたといい、外相は「感染している兆候がないのに、受け入れがたい条件の下、隔離された。差別的な措置だ」と批判。中国が豚肉などの輸入を禁止したことも「正当化できない」と述べた。
一方、レフォルマ紙(電子版)によると、日本がメキシコ国民への査証免除措置を一時停止したことについて、アランダ外務次官は、日本人への免除措置は継続すると述べた。
http://www.kanaloco.jp/kyodo/news/20090503010003031.html
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